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水槽飼育(海水)の真実? [水中の世界]

水槽を立ち上げてから、はや2年。
海水魚水槽を維持していく中で解かった事の
つれづれを、ここらでヒソヒソと書いてみたいと思います。

もしかしたら、今現在は興味ないけれども、
「あーーーあのコ飼いたいよぉ」
なんてお子さんがいうケースもあると思いますし、
また、ふと、こういうもの(水槽)が家に有るといいよなぁ、
なんて思うことがあると、参考になる「かも」しれませんので、

始めてみれば解かるけど、なことの幾つかを
前もって解かってたほうが良いよ、的なアドバイス
ちょっと書いてみようかなと、と思っとります。





まず、最初に言っておきたいことが
案外と、お金は掛かる。
ということですねw

まー気楽に始めるならば、
多分、その辺のホームセンターなんかに置いてあるセット物に目が行くでしょう。
水槽とろ過機、あと照明がついてて、
あとは諸々で6点セット、とか7点セット、とかのもの。
結構なお求め安い価格で手始めにはちょうどいいように思えます。
ってか、それで始めるのが手っ取り早いです。




が、ここが落とし穴。
ホントにいい状態で飼おうと思うとき、
そのときのセット物機材を眺めると、
新たな出費が財布に訪れるのは間違いないのです。
これは、とりあえず飼えればいい、といつまでも思うのか、
「いやぁ、飼ったからには、ばっちりな状態で長く」と思うのかで
変わってきますし、どのような趣味でも同じですが、
最初にどーんと出費した方が、
あとあと安くつく、ということも、往々にしてありがち、
という認識だけはお願いしておきたいです。
つまりソコの所をわかった上で
セット物を買って始めるのか、一考を。です。


さて、「かっちゃおっかな~」と思ったときにどこに居るのか。
これもすごく重要な点です。
だいたい、大きなスーパー(ジャスコ・イオンとかそういうところ)には
ペットショップがあって、可愛いワンちゃん猫ちゃん、がいて、
小動物がいて、中には熱帯魚も置いているところがあるかもしれません。
(最近は海水魚もかなりメジャーになってきてるため、同時においているかも)
そこで、「かっちゃおっかなー」となったらば、
おもわず、手を伸ばしちゃうかもしれませんね。。
で、店員さんを呼んで、「飼いたいんですけど」となる。
その場合、大概は「まずはセット物」で、お魚との生活が始まることでしょう。
ここは、店員さんの人徳を信じてあげましょう。
必要なものをとりあえず聞いてチョイスしてもらいましょう。


あるいは、ネット等でみていて、
「あー自分も欲しいなー」と思った場合。
最初から熱帯魚・海水魚、のお店は敷居が高いかもしれません。
とりあえず、ホームセンター、という人も居るかもしれませんね。
その場合は、又、後に書きますのでご参考に、

また、中には、魚屋さんに人に付いていったことがある、とか、
飼わないけど、のぞいては見たことがある。
さらには、いつものペットショップに魚が居る。
そういうこともあるかもしれませんが、
その場合は相談し易くなるのは間違いないですが、
海水魚に関しては、予算的に理想を追いすぎると、トンでもない事になるので、

なにはなくとも、予算をまず考えること。
を大事にしたいものです。
なんにせよ、いきなり、高級魚や珊瑚を飼うのは
冒険以外の何者でもないと思います。
(欲しい種で始めるのは全然構わないと思いますが、注意と予算も必要です。)


DSCN6417.jpg




さて、「買おう(飼おう)」と決心はつきました。
じゃー、どこから始めるか。。
水槽はどのサイズで行くか、まずは、そこから悩むことでしょう。
アキオの場合は、最初の思いは、
「ちっちゃいのでいいかなー」
という気持ちが強かったですが、勧められたのは60センチのセット水槽でした。
お店を眺めると、ちっちゃな水槽がとても魅力的に見えたのですけど、
(全面が湾曲していて可愛いのとか、小さいのはとにかくインテリアに映えそうに見えた。)
とりあえず、素人だからいうこと聞いてみるか。
ということで、とりあえず60センチの規格水槽のセットのものを購入しました。
「今から始めるから必要なもの全部買わなきゃ」ということで
店員とセレクトした結果、、、、



いままで、金額的なことは何もブログに書いては居なかったんですが、
「50000円くらい」かかってしまいました。
アキオは実際に買う前に、そのお店で相談してたので、
「まぁそんなものかな」という感じでしたが、
これが知識が無い、今まで興味も無い人だったら、
面食らってしまうことでしょう。
なので、とりあえず、こまごました器材は省略しますが、
大体このくらいのせんは60センチ水槽で掛かると思っていてください。
水槽、ろ過器、照明、をセット物で済ませてこれくらい、ということです。
(その他のセット物は、捨ててしまいました、実際使わないし)
とはいえ、最初の水槽は、60センチ規格水槽、がベスト。
言い切っておきます、絶対です。


ま、ベストとはいえ、違う選択ももちろん有りますので、
それはそれでいいんですが、
60センチ位のが、一番初めやすい、という意味ですので、よろしく、です。
(器具類の価格、水質の安定性、メジャーサイズのよさ、ですね。)


DSCN6418.jpg




さて、アキオ自身の話をしますと、
現在回ってる水槽は2本、60センチ規格水槽と90cm規格水槽。
使ったことの有るのは、
45センチ規格水槽、30センチキューブ水槽、20センチの極小水槽。
たはは、90センチまでの水槽ならバラエティ豊かに使ってみてますねぇ。
で、結論。
60センチ以下だと、ほぼ満足できないでしょうw




なぜか、



それはですね、まず小さい。
生物、物、如何を問わず、物が入れられない。
さらに、小さい水槽だからといって、
装備の価格的に、60センチより安く上がるわけでもない。
つまり、うまみが少ない。
(数が出る60センチ用はかなり用品、器具類は充実してて安い)
水量がすくないため 、すぐに水が汚れ、手間が掛かる。
我慢する割には、手間とお金が掛かる、これが小さな水槽なのです。
ま、もっとも、それでもあたしなら、と思う人はチャレンジして頂いて、、、
おいらのお勧めは、60センチから上、ということだけ言っておきます。
(もっとも、維持していくコストは安く上がります、水道代とか電気代とか)



さて、その60センチ規格水槽ですが、
水を入れると(だいたい50~60リッターくらい入るかな)70キロ近くになるので、
置場はかなり吟味しておくことをお勧めします。


さて、いえにとりあえず水槽は買ってきました。
(魚はお店の方針によるかなー、、
 水槽を立ち上げてから買ってください、が良心的かも)
さて、まず何をするか、、というとですね、
水槽を洗いますね、、
クレグレも、洗剤など使わぬように。
シャラシャラと洗えば十分です。
それから、底砂を洗います。
魚だけ、でいいなら、いらない場合も有りますけれど、
見栄え的には入っていたほうが良いかな、と。
(逆に、入れてしまうと面倒を起こすことも有るんですが)
こちらも、しゃらしゃらと、、あらいます、
砂は珊瑚砂を薦められると思いますが、それが安心だと思います。
珊瑚砂は、海水魚にとっての海水の安定に役立つので。

あとは濾過器を組み立てます。
60センチ規格のセットに入ってるのは大概「上部ろ過装置」だと思います。
なかには、外部ろ過装置と組んであるセットも有ります、
こちらはちょいお値段高めかな。
どちらにせよ、組み立てます。
ろ材はセット物を使うのも良いですが、
大体は粗めの珊瑚砂か「ろ材」として売っているものを使った方が
長い目で見てお得だと思われます。
セットに入ってるものは(上部式に関しては)、所詮は使い捨ての物ですから、
いずれ買う、か、今買う、かはオーナーの判断によります。
(が、セット物は大体活性炭が入ってるものが多い為、水槽立上げには適しません)



あとは、照明を取り付けて終わりです。
ま、これはコンセントを挿して載せるだけですので、
説明は良いですね。。。
あ、これはセットを選ぶ際の注意点です。
だいたい蛍光管の照明がついてると思いますが、
なるべくなら、2灯式のものを選びましょう、
一灯づつ制御できれ物がセットされていれば、とりあえずこれ以上は望めないセットです。
(アキオが使う場合、2灯式、スイッチは独立、でないと買いません)





水槽を洗い、砂をセットして、ろ過器、照明も使えるようになれば、
あとは、海水を作って入れるだけです。
バケツにカルキぬき(テトラのアクアセイフ、とか)を適量入れ、
水を入れます、、順番はどちらでも良いです。
人口海水の元、を適量その水に溶かします。
人口海水の元によっては、カルキぬき(重金属中和剤)入りのものもあるので、
選んだ海水の元によって作業を変えてください。
とけ残った海水の元があれば、ソレはもう溶けません。
なので、ある程度混ぜて、ある程度、時間を置いて、
解け残りが確認されれば、それは、それ以上努力する必要は無いです。


水槽に海水をはり、、バクテリアの元、を入れます。
これは、生物ろ過のためのバクテリアで、これがいない水槽は、
海水魚水槽としては立ち上がってない状態です。
(つまりろ過は十分でない、ということになります)
スポンジのようなマットで物理的にろ過し、
そのあと、バクテリアで海水を魚にとって無害化する、
これの二つがそろって始めて、海水魚が飼えるのです。
(難しい話は、それ相応のページがあると思うので、そちらで、、、w)

ということで、ここまで出来れば、
あとは、海水が落ち着き、バクテリアがある程度繁殖するのを待つだけです。
その後に、いよいよ、お魚投入、となります。


DSCN6419.jpg


アキオが立上げ時に買ったもの、
水槽セット、底用の砂、濾過用の砂、比重計(海水の)、バクテリアの元、
ライブロック、水槽用ヒーター、温度計、魚をすくう網、ブルー発色の蛍光灯、
人口海水の元、バケツ、ん~~後は忘れちゃった。


とにかく、この状態で、一週間位、「から回し」しました。
(ライブロックが無い場合は、魚を入れる、というのもあり、あとは貝類とか)


ふぃ、一休みしたくなったでしょw
ってか、相当長くなったので、近い内に続きをw




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コメント 4

駿クン

すごいタンクをお持ちですね!!
うらやましいですww
by 駿クン (2009-10-07 18:55) 

うめぼう

5万円・・・
けっこうするのね・・・
でもかなりタイムリーな記事。
大変参考になりましたです、はい。
by うめぼう (2009-10-07 21:14) 

nal

いやハマりっぷりが文章のそこここからにじみ出てますよ。
えーワタシはハマらないように流し読みしましたが。

嘘です!読みました!!
でも知識に貯えないようにします(笑)

by nal (2009-10-08 17:37) 

アキオ

☆駿クンさん

 ご訪問ありがとうございます。
 すごい、、訳でもないんですよ、アホなだけですw
 
☆うめぼうさん

 えーーーー、飼うの?
 意外に大変よー、、器具類そろって水が落ち着くと
 かなり手は抜けるけどーw

☆nalさん

 うふ、、まだまだ入り口ですけどねw
 はまると、家そのものもそれようにリフォームしちゃう人もいるから、
 商売に結びつくかもw
by アキオ (2009-10-08 18:55) 

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